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スーパームーンとバニーガール

今日は仕事でいつもより30分多く残業してきた。
始業が早いぶん普段1時間残業しても16:30には帰れるのだが今日は17:00を過ぎてしまった。
残業で金を稼げる反面、帰り道の渋滞が憂鬱だ。

17:00を過ぎた家路はいつもと違う表情を見せる。
秋になり日暮れが早く、すっかり暗くなった道は車のテールランプが列を成し、右左折しようとしたら多国籍風雰囲気若者の集団が自転車で車道を横切るし、この時間だとジョギングしてる人らも多い。
なかなか進まない前の車の赤いテールランプの連なりを見てる時間の分だけ疲労が蓄積されていく気がする。
車にテレビでも付いていれば渋滞にハマってる時間もいくらか快適だろうが、残念ながら、おじさんの車にはそんなラグジュアリーな装備はついてない。

しかし今日の帰り道の渋滞はいつもと違った。
「スーパームーン」と呼ばれる満月が神々しい姿で夜空に君臨してた。
その圧倒的な存在感の月を見てると何か血が騒ぎだすような高揚感と何かが起こりそうな胸騒ぎがする。
どっか小高い丘にでも登って遠吠えでしたい気分だ・・・しないけど。

今朝5:30頃仕事に向かう時に「なんか空の明るさがいつもと違う」と思ったら今朝の夜明け前の月も白く輝き神秘的に空を明るく照らしてた。
それとは逆に夕方に見た月は赤みが強く生命感に溢れるような輝きを放って空の支配者として君臨してた。
月が大きいんじゃなく、自分が月に近づいたような錯覚をする。

最近のんびりと月なんか見たことないなぁと思った。
うさぎさんの餅つきと呼ばれるクレーターまではっきり見える。いつ以来だろうか?夜空にいつも浮かんでて当たり前の月を月と意識して見たのは。
 


うさぎさんといえばバニーガールだが子供の頃「欽ちゃんの仮装大賞」に出てたアシスタントのバニーガールのお姉さんに(*´Д`)ハァハァしたのを思い出した・・・なんちゅう思い出だと自分でも思う。

そんな月の圧倒的な姿に自分の悩みや現状や存在までも、なんかくだらなく思えてきて、もっとまだまだ月を見ていたい衝動に駆られる。
今夜は昼の暖かさの余韻を残した心地いい空気に包まれてる。
部屋に帰ったらベランダで何も考えずにじっくりと月でも眺めて無の境地にでも浸ろうと思う。

以上

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